【名古屋大賞典 2024 予想展望】浦和記念圧勝のアウトレンジ、無敗5連勝中のヤマニンウルス、JDC2着のミッキーファイトなど好メンバーが集結

12月19日、名古屋競馬場でDG競走・名古屋大賞典(JpnIII、ダ2000m)が開催される。斤量はハンデで、1着賞金は3000万円。枠順は以下のとおり。

アウトレンジ(牡4/栗東・大久保厩舎)は、重賞で多数の好走歴があるハピの弟。重賞初挑戦のみやこSでは早め先頭の競馬で2着に踏ん張ると、前走の浦和記念では4角先頭に立つとそのまま後続を大きく突き放して勝利を収めた。斤量差があったとはいえ、川崎記念の勝ち馬ライトウォーリアを全く寄せ付けなかったのだから立派だ。前回以上に相手は揃ったが、隣枠のヤマニンウルスを勝負どころで競り落とすことができれば重賞連勝が見えてくる。

ヤマニンウルス(牡4/栗東・斉藤崇厩舎)は、丈夫ではない体質を考慮され、4最馬ながらキャリアは僅か5戦。しかしながらその5戦とも盤石の競馬で勝利し、無敗を継続中だ。外から被せられたり、砂を被った際に対応できるかは未知数だが、この並びならハナないし番手を確保可能だろう。競ってきそうなアウトレンジを振り払い早め先頭の形が理想かもしれない。

ミッキーファイト(牡3/美浦・田中博厩舎)は、前走のジャパンダートクラシックで4角7番手からメンバー中上がり3F最速となる37秒8の末脚を繰り出し2着。フォーエバーヤングには2馬身ほど遅れたが、相手は3歳世界最強クラスの1頭だけに詰め寄ったことを評価可能だ。小回りなら小回りで器用な競馬ができることは4走前に証明済み。アウトレンジとヤマニンウルスの2頭を目標に最後まで鋭く脚を伸ばしてくるだろう。

ノットゥルノ(牡5/栗東・音無厩舎)は、東京大賞典への出走が叶わず、60キロのハンデで名古屋大賞典に参戦。鞍上は主戦の武豊騎手がヤマニンウルスに騎乗するため鮫島駿騎手に乗り替わりとなる。このように気になる背景はあるものの、実績を思えば少し離れた4番人気というオッズは案外美味しいかもしれない。近走の競馬ぶりがやや淡白だけに、3走前の名古屋グランプリのように行き切る形なら勝ち負けに加わってきそうだ。

サンマルパトロール(牡4/栗東・大橋厩舎)は、4歳夏に本格化を迎えて2勝クラス、3勝クラスを連勝すると、勢いのまま臨んだ白山大賞典でも3着に好走した。ただし、ここは白山大賞典と比べると大幅な相手強化に見えてしまうのが気になるところ。目標は掲示板か。

7頭出走する地方勢の大将格はホッカイドウ競馬所属のベルピット(牡4/北海道・角川秀)。本馬はホッカイドウ競馬の現最強馬でホッカイドウ競馬の重賞を5連勝中。エルムSで好走歴があるシルトプレをモノサシにすると着差上はJRA勢相手でも足りると考えられる。アウトレンジとヤマニンウルスが激しくやり合うようだと、その直後につけそうな本馬が漁夫の利となる可能性は考えておきたい。