12月5日、大井競馬場で重賞・ジェムストーン賞(SIII、ダ1200m)が開催される。昨年まで準重賞として開催された競走が今年から重賞へ昇格。斤量は別定で、1着賞金は1300万円。1着馬と2着馬には浦和・ニューイヤーCへの優先出走権が付与される。発走時刻は20時10分。枠順は以下のとおり。

ヤマノファルコン(牡2/大井・佐々木洋)は、レベルの高いホッカイドウ競馬の出身馬で、今回が転入初戦。OPではひと息も、2走前のネクストスター門別では1着のミラクルヴォイス以外にもベラジオドリーム(サッポロクラシックC2着、兵庫JG6着)、エイシンマジョリカ(後にエーデルワイス賞2着)など相手が揃った中で5着だったことは評価できる。「叩いてから」と陣営は慎重な様子だが、相手関係緩和のここなら前進がありそう。
ラブミーメアリー(牝2/大井・荒山勝厩舎)は、5月のデビュー後にほぼ月一のコンスタントな出走を続け3勝をマーク。1400m以上の距離では終いが甘くなるため引き続き1200m戦に出走できるのはいい。ただし、この馬なりに時計は詰めているが、前走の時計は速くはない。時計比較上、ミラクルメイキングやヨシノダイセンと比べるとどうしても分が悪くなってしまう。
ミラクルメイキング(牡2/大井・藤田輝厩舎)は、10月4日の新馬戦を感冒のため取り消したが、大きな影響はなかったようで、10月17日の新馬戦では後続に4馬身もの差をつけて勝利。勝ち時計の1分14秒4は同日の2歳戦2鞍をそれぞれ上回り優秀だった。ただ逃げただけの勝利ではなく、番手から抜け出す競馬ができていたことにも好感がもてる。血統面を見ていくと祖母がダートの名牝・パーソナルレジェンド。近親にはダート活躍馬多数でダートで輝く血だ。軽い組み合わせだけに前回だけ駆ければまず勝ち負けに持ち込める。
スキャロップ(牡2/大井・上杉昌厩舎)は、距離延長のハイセイコー記念でスムーズさを欠いてしまい13着。単純に距離も長かった。時計面に課題はあるが、1200m戦では動いてからの押し切り、中団からの差しと自在な競馬ぶりを披露済み。ミラクルメイキングと後述のヨシノダイセンは強いが、展開がはまれば3着争いには加わってきそう。
ヨシノダイセン(牡2/大井・宗形竹)は、デビュー戦で少しフラつくような場面が見られたが、最後は少し促されただけで逃げ馬を交わすと最後まで鞍上が派手なアクションをすることなく勝利。着差以上の完勝だったと言える。勝ち時計の1分14秒0は、同日のC1、翌日のC1を上回る優秀な時計。その時計だけ駆ければ楽勝まであるかもしれない。

