【東京大賞典 2024 予想展望】12月29日、大井競馬場でDG競走・東京大賞典 フォーエバーヤング、ウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロなどGI級勝ち馬が5頭参戦

12月29日、大井競馬場でDG競走・東京大賞典(GI、ダ2000m)が開催される。斤量は定量で、1着賞金は1億円。枠順は以下のとおり。

ウィルソンテソーロ(牡5/美浦・高木厩舎)は、6月以降、帝王賞2着、コリアC2着、JBCクラシック1着、チャンピオンズC2着と全く崩れていない。先行、好位差し、差し、マクリと競馬ぶりが自在で、左右の回りや競馬場も問わない。GI級2着4回が示すように何かに負けることが多いが、ここも自分の力を発揮できるはず。オーナーの意向で、ウシュバテソーロがいながら川田騎手とタッグを継続できるのもプラスに考えられる。

ラムジェット(牡3/栗東・佐々木厩舎)は、2番人気4着に終わったジャパンダートクラシック後にチャンピオンズCへ参戦する予定だったが、右前脚のザ石のため出走を回避。幸いにして軽症だったようで、本競走に向けて12月4日に時計を再び出し始めると以降はCWで6本の本数を重ねてきた。2週連続で一杯に追われていることから脚元に不安はないはず。今年の3歳馬がハイレベルなのはミッキーファイト、アンモシエラ、シンメデージーの走りからも証明されている。後述するフォーエバーヤングはとんでもなく強いが、本来の力を出せればジャパンダートクラシック時ほど着差はつけられないと考えられる。

フォーエバーヤング(牡3/栗東・矢作厩舎)は、世界を股にかける活躍馬で、国内の3歳最強であることは間違いない。前走のBCクラシックは前2頭が渋太く粘る中で懸命に脚を伸ばして3着に好走。既に国内の3歳馬とは勝負付が済んでいて、ラムジェットのところで述べたように3歳勢は古馬相手に結果を残せている。ウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロの2頭も決して簡単な相手ではないが、成長度で勝るのが本馬。国内無敗継続となるか大注目だ。

デルマソトガケ(牡4/栗東・音無厩舎)は、BCクラシックでブリンカーを装着したことが裏目に出てしまい早々と失速。ブリンカーを外す今回は変わってくる可能性はある。ただし、昨年のBCクラシックで2着に好走したように力があることは間違いないが、やや競馬ぶりが淡白になりつつあることは否めない。まずは浮上のきっかけを大舞台で掴みたいところだ。

グランブリッジ(牝5/栗東・新谷厩舎)は、GI級こそ勝てていないが、5歳の今年もほぼ崩れることなく好走を続けてきた。しかしながら、大井2000mで牡馬相手に真っ向勝負の形だとやや分が悪く、今回は今年の帝王賞以上に相手が揃った印象。正攻法の競馬を展開するよりは一歩引く形で競馬した方が好走割合が高くなりそうだ。

クラウンプライド(牡5/栗東・新谷厩舎)は、チャンピオンズCで中盤までスムーズに運べていたが、いざ追い出されると反応し切れずに惨敗。陣営が口にしていたように速い時計に対応できなかったか。好走に注文がつくタイプだが、中央競馬と比べて適度に時計がかかる大井コースに替わるのはプラス。また、確たる逃げ馬が不在なら本馬が楽にハナを切れそうだ。フォーエバーヤングの出方次第な面はあるが、4角先頭が叶えば最後までいい粘りを見せられても不思議ではない。

ウシュバテソーロ(牡7/美浦・高木厩舎)は、国内におけるダート中距離路線の最強馬。東京大賞典は連覇中で今年は3連覇がかかる。展開不向きだったBCクラシックはレース中に自分から動こうとしない面が見られ、その対策として今回はブリンカーを着用する。年齢的に若干の能力の減衰はあるかもしれないが、大井なら弾け方が違うことは証明済み。フォーエバーヤングを目標に最後は鋭く詰め寄ってきそうだ。